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アダプト・プログラム () は、市民と行政が協働で進める清掃活動をベースとしたまち美化プログラム。アダプト (Adopt) とは英語で「○○を養子にする」の意味。一定区画の公共の場所を養子にみたて、市民がわが子のように愛情をもって面倒をみ(清掃美化を行い)、行政がこれを支援する制度。一部地域ではアドプト・プログラムと表記している。
道路や河川、公園などの管理責任者は国、都道府県、市町村であり、管理責任者ごとにプログラムが導入されている。市民はその一定区間を預かりうけ、清掃活動などを実施する。
1985年、ハイウェイにおける散乱ごみの清掃費の削減を目的にアメリカ・テキサス州で始まった。従来からある道路清掃ボランティアをベースに発展させ,独自にプログラム化。1985年テキサス州で初めて導入されてから10年でほぼ全米に広がる。活動目的は清掃美化と経費削減とはっきりしている。契約社会であるため、合意書の力が強い。州の運輸局が担当。
1998年、徳島県神山町で初めて導入。以後、日本全国で400以上の自治体(都道府県・市町村)で導入され、500以上のプログラムが稼働している。(2011年末現在) アダプト・プログラム導入概況一覧(全国普及状況)(食品容器環境美化協会HP内)