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電動アシスト自転車(でんどうアシストじてんしゃ)とは、電動機(モーター)により人力を補助する自転車。搭乗者がペダルをこがなければ走行しない。
人力での電動補助のみならず、モーター単体のみで自走可能な自転車は電動自転車を参照。
欧米ではPedelecやEAPC(Electrically Assisted Pedal Cycle、「電気式ペダル補助自転車」の略)と呼ばれており、各国で独自の基準が定められている。最高速度が25km/h・最大出力が200-300Wの国が多いが、カナダでは20mph(32km/h)・500W。アメリカでは20mph(32km/h)・750Wとなっている(Electric bicycle laws)。
(本当に「アシスト」なのか怪しいのでコメントアウト)
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電源としては初期の製品では鉛蓄電池やニッケル・カドミウム蓄電池 (Ni-Cd)、ニッケル水素電池 (Ni-MH) が用いられたが、メモリー効果が発生せず、小型軽量で長寿命なリチウムイオン二次電池 (Li-ion) に取って代わられている。機種によっては回生ブレーキを備え、下り坂や減速時にモーターを発電機にしてバッテリーの充電を行う。バッテリーはフレームの前後や後部の荷台に設置することが多い。取り外したバッテリーをAC100VやUSB等の電源として利用できるようにするアダプタも市販されている。
駆動機構の点では、モーターをボトムブラケット付近に搭載してペダルと共にチェーンを駆動するタイプの他、前輪や後輪にハブモーターを組み込むタイプがある。
車体形状は軽快車やシティサイクルが一般的だが、折り畳み自転車やクロスバイク、リカンベントなど様々な用途や形態に対応した機種も登場している。電動アシストなしの同種車両と比較した場合、バッテリーやモーターを追加することにより概ね5~8kg程の重量増となる。そのため手で押して歩く際は重量増加により負担となるが、通常走行と同じく押し歩きをモーターで補助する機種も存在する。
特殊な用途ではケイリンにおいて先頭誘導(周回中の風除け)を行うトラックレーサー(ペーサー)も存在する。公道用ではないため法律上の制約はなく、時速60kmまで補助が行われる[http://global.yamaha-motor.com/jp/news/1999/0519/pas.html PASユニットを搭載した 世界初の自転車競技先頭誘導用の電動ハイブリッド自転車「ケイリンPAS」を開発 - 広報発表資料 | ヤマハ発動機株式会社