サイクルトレイン

サイクルトレインとは自転車鉄道車両内に、輪行状態ではなく解体せずに持ち込むことができるサービスである。なお路線バスにおける同様のサービスを、サイクルバスという。

概説

自転車を解体することなく列車内に持ち込むことができるという点で、解体して専用の袋に詰めて持ち込む輪行とは異なる。解体が不可能なシティサイクルなどでも持ち込むことが可能で、出発地から近くの駅まで自転車で移動し、その自転車を持ち込んで列車に乗車し、目的地の近くの駅で下車してすぐに自転車に乗り移動することができる。

日本では近年、地方の中小私鉄が利用促進のために実施している例が増えているが、大手私鉄でも、近畿日本鉄道(当時)の伊賀線養老線(それぞれ伊賀鉄道養老鉄道として分離後も継続)や、名古屋鉄道蒲郡線西尾線の一部で期間を定めて行っていた。

実施日・実施時間が概ね平日の昼間や土日祝日などの利用の少ない日・時間帯に限定されている場合が多い。また実施している路線であっても一部の駅では利用できない場合もある。運賃とは別に持ち込み料を収受する事業者と、持ち込み料を収受しない事業者がある。事前申し込みが必要な場合もある。これらの取扱いは鉄道事業者や路線によってそれぞれ異なっている。

欧州諸国(特にドイツ)では自転車を車内に持ち込むことができる事例が広範にあり、坂道を走るケーブルカーにそのような事例が多い。

以下に挙げている路線・事業者の一覧では、日本国内の事例のみについて記している。

実施している鉄道会社(2014年9月現在)

常時実施されている路線

イベントに合わせた実施

沿線で行われるイベントに合わせて列車が設定されるケース。イベントの参加・不参加と列車の利用申し込みは別々。

イベントと一体で実施

列車の運行がサイクリングイベントと一体となっているケース。イベントの参加と共に利用可能で、サイクルトレインのみの利用はできない。
  • 「秩父サイクルトレイン」においての実施
  • :埼玉県秩父市で行われるサイクリングイベント。これまで2007年11月18日、2008年5月18日11月16日、2009年11月15日、2010年11月14日、2011年10月22日、2012年10月21日の計7回開催されている。西武鉄道は毎回、秩父鉄道は第5回から臨時列車を運転。両社、各回とも事前申込・定員制で応募が多い場合は抽選
    • 西武鉄道
    • :池袋駅 - 西武秩父駅間で臨時列車を1往復運転。池袋駅からのほか、秋津駅からも乗車可能。以前は練馬高野台駅からの乗車も可能だった。
    • 秩父鉄道
    • :熊谷駅 - 御花畑駅間で臨時列車を1往復運転。熊谷駅からのみ乗車可能。第6回から羽生駅からの参加が可能となった。第6回は熊谷駅までは定期列車の先頭車両に乗せ熊谷駅到着後係員の誘導で臨時列車に乗り換えた、復路は羽生駅まで運転。第7回は羽生駅から往復運転された(往路の羽生→熊谷間は定期列車として運転)
  • 「東京・南会津サイクルトレイン」においての実施
  • :2002年に始まり2010年6月までに計14回開催されているイベント。日本で初めて「首都圏からサイクリングフィールドまでサイクルトレインを運転する」というコンセプトで企画された。

実施を予定している鉄道会社

  • JR東日本 房総地区千葉支社管内)
  • :2017年冬季より「自転車の旅」をコンセプトにした6両編成の特別な専用列車を、既存車両の改造により導入予定(改造対象形式は南武線209系ナハ53編成より、幕張車両センターに転属したマリJ1編成が使用される予定)

脚注

外部リンク

Category:交通政策

wikipediaより

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