東松山市
環境まちづくりパートナーとの協働
(1)『環境』をテーマとして「まちづくり」に貢献する市民団体・事業者・大学の集まり。
(2)環境まちづくりパートナーを主体として、環境まちづくりの「協働」作業を行っている。
(3)参加団体は42団体にまで拡大。
(4)住民参加による第2次環境基本計画策定にも寄与
事例本文
東松山市では、「
環境まちづくり」を、
(1)地域の自然保護、
環境保全に取り組む活動、
(2)地域の伝統や
文化を受け継ぐ活動、
(3)地域の未来をになう子どもたちへの
環境学習など、
と定義して、これを進めていくために
市民団体・事業者・大学と2001年、
「
環境まちづくりパートナーシップ協定」を結び、
協働事業を進めている。
協定を結んだ
環境まちづくりパートナー団体(以下、パートナー団体)は当初11団体だったが、
その後、何らかの事業で縁のできた団体・事業者・大学を取り込むことで42団体にまで拡大した。
こうしたことから、パートナー団体には、コアとなって活動するA団体と、
ゆるやかな結びつきのB団体とがある。
これまでに「
環境みらいフェア」と野外体験
学習事業「河童会議」が
協働で開催されてきている。
「
環境みらいフェア」は
環境まちづくりのシンボルイベントで、2011年で12回目となる。
「河童会議」は夏休みの子ども向け
環境学習プログラム(近年は
平和教育も含む)で、
一時は
予算削減のために継続が難しくなった市の単独事業を
協働により継続させている。
2009年度から2年間行われた第2次
環境基本計画の策定では、
パートナー団体を中心とする
市民策定委員会が、
市民自らの取り組みを検討する
市民環境会議を主催。
広く
市民の関心を集めるための映画『降りてゆく生き方』上映会の開催、
地元学による「まちあるき」、映像版「
環境首都コンテスト先進事例集」の上映などが行われている。
また「くらし」「自然再生」「しくみ・まなび」の3部会では、
勉強会や現地視察を行いながら
市民の声を計画に反映させることが行われた。
この間のべ93回の
市民策定委員会と
市民環境会議(部会を含む)が開かれている。
第2次
環境基本計画が策定されたことで、東松山市では、
計画推進に関連するパートナー団体を
環境基本計画市民推進委員会とともに
計画推進団体とすることが検討されている。
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