ネオンサイン(neon sign)とはネオン管などを使用した看板や広告などであり、単にネオンともいう。
主に、都市部の人通りや交通量の多い大規模駅周辺や幹線道路沿いのビルの屋上や外壁に設置される。
ネオンサインはフランスで開発され、1912年にパリ万国博覧会で公開されたのが最初(ただの理容店だったとの説あり)とされ、特許を取得した開発者のジョルジュ・クロードは1915年に「クロードネオン社」を設立し、ヨーロッパやアメリカで販売した。日本国内での最初の設置は谷沢カバン店(東京都中央区銀座/現タニザワビル“銀座タニザワ”本店・1918年?)、白木屋大阪支店(大阪市中央区備後町/現第二野村ビルディング・1925年?)、日比谷公園(東京都千代田区・1926年?)と諸説ある。近年はLED照明など新しい光源も登場し急速に普及しているが、色の鮮やかさ形状の自由さなどの利点からネオンサインはなお健在である。
両端の電極に加えられる6000 - 15000Vの高電圧により発光する。
蛍光灯のような点灯開始時のちらつきがない特性を利用し、文字や模様の点滅で演出がなされることもある。
ネオンサインを使った看板や広告は企業の業種に限らず広く見られるが、とりわけ夜の歓楽街やパチンコ店で使われることが多い。
また、屋外の看板や広告以外では、小型のものが室内のインテリアとして使われる。
Image:NeTube.jpg|ネオンガス。希ガスのうち最もよく使用されるものである。
Image:ArTube.jpg|アルゴン(と水銀)。ネオンの次によく使用される。
Image:HeTube.jpg|ヘリウム。
Image:KrTube.jpg|クリプトン。
Image:XeTube.jpg|キセノン。
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Image:HK Wan Chai Lockhard Road Capital Bldg nite Hotel Beverly.JPG
Image:Blowfish and Tsutenkaku by king nikochan in Shinsekai, Osaka.jpg|新世界