ESD

持続可能な開発のための教育(じぞくかのうなかいはつのためのきょういく、ESD)とは、持続可能な開発を実現するために発想し行動できる人材を育成する教育。「持続発展教育」、「持続可能な発展のための教育」等の呼称も用いられる。

概要

持続可能な開発のための教育(ESD)は、持続可能な社会づくりの担い手を育む教育である文部科学省 > その他 > 国際関係 > 日本ユネスコ国内委員会 > ユネスコの活動(教育) > 持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development) > ESD(Education for Sustainable Development)。環境、貧困人権、平和、開発といった"持続可能ではない将来を招く"課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組む (think globally, act locally) ことにより、それらの課題の"持続可能な"解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動を指す。

これらの問題に対して、各国の政府や国際連合が主体となって取り組んでいるほか、日本では市民社会を中心に民間主体における取り組みも多数行われている。NGO非営利団体教育機関企業など様々なステークホルダーが連携し、地域密着型の教育を行うことで、市民全体が主体的に問題意識向上・改善策の発想を行い、その実践を地域主体で行うことに繋げることが理想とされる。

また、持続可能な開発のための教育は、教育の場や学習者の年齢を限定せず、場所・時間に縛られずに誰もが参加することのできる生涯学習でもある。その成功例の多くは各々の地域に深く根付いている。

SDGs

2015年の持続可能な開発目標 (SDGs) のゴール4「質の高い教育」の項目7では、持続可能な開発のための教育 (ESD) とともにグローバル・シチズンシップ (Global Citizenship) がキーワードとして記されている

持続可能な開発のための教育 (ESD) は地球市民教育 (Global Citizenship Education, GCED) とともに国際連合教育科学文化機関 (UNESCO) が提唱する主幹教育プログラムに位置づけられている

経緯

日本における取組

2015年まで(国連「持続可能な開発のための教育の10年」終了まで)の取組

ESDオフィシャルサポーター

日本ユネスコ国内委員会広報大使

  • 2005年(平成17年)~2017年(平成29年)
  • 2018年(平成30年)

2016年以降の取組

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

Category:教育の分野

wikipediaより

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