諸塚村
日本初の村ぐるみFSC認証!諸塚村
新しい時代の流れの中で、“森"とともに生きることを決意し、村ぐるみでFSC認証制度を実践。
事例本文
諸塚村は、日本で初めて村ぐるみのグループで
FSC森林
認証を取得。
この
FSC森林
認証は、世界で最も早く
認証制度を創設し、
環境問題と森づくりを融合させながら「持続可能な林業経営」をめざす
厳しい審査で知られている。
林業界の厳しい時代の流れの中で、今後も森林とともに生きることを決意した諸塚村。
2002年に
認証実績のない九州管内における模擬審査の計画があり、
これを機に諸塚村でも「森林
認証模擬審査導入プロジェクト」を立ち上げ、模擬審査を受けた。
今後とも適正な森林管理を続け、森を守る社会的責任を果たすための
一つの選択肢として森林
認証を取得した。
諸塚村、
森林組合及び(財)ウッドピア諸塚の所有林を中心に、
一般林業
所有者も含めた村ぐるみでの
認証取得は、日本ではじめてのものである。
また、諸塚木材加工センターも製品流通の
認証・CoC
認証を取得し、
全国有数の
FSC認証材製品の流通が可能となった。
肝要なことは、
認証制度の導入で
認証材の付加
価値による経済的メリットを得ることよりも、
先人たちが築いてきた村の森づくりが国際基準で評価されることにより、
村全体の自信を深め、今後の森林管理や林業経営の改革につながることに
集約されることであり、高く評価したい。
自治体情報
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