志木市
環境を大切にした地域の総合的な学習の場 志木小学校・いろは遊学館・いろは図書館
(1)初等教育に世代間交流、環境教育の理念を組み込んだ複合施設の取り組み
(2)小学生と地域の大人が自然と交流できる場づくり
事例本文
環境を考慮した学校施設(エコスクール)をつくるという理念の下、
市は志木
小学校・いろは遊学館・いろは
図書館の複合施設を建設した。
この施設には司書がいる
図書館と、遊学館が管理する
研修室、ホール、多目的室、和室、陶芸室、
工作室、児童室、さらに
小学校が管理する視聴覚室、会議室、音楽室、理科室、家庭科室が、
子どもも地域の大人も共同で利用できるようになっている。
そのため、他の
小学校や成人向けの施設ではあまり見られない、次のような特徴がある。
(1)
小学校と
公民館、
図書館の施設を一体化することで、
施設の中で小学生が地域の大人と交流し、お互いによい刺激を受け合っている。
現在では、小学生が両親、学校や塾の先生以外の地域の大人と
触れ合いながら育っていくことが難しくなっているが、この施設では、
それが安全も確保したうえで自然と行なえている。
(2)周辺
環境に融和し、地域における自然
環境の保全に有効で、
環境教育の場として活用できる。
屋上
ビオトープ、
風力発電、自然採光、自然換気、ライトシェルフ、雨水利用等、
様々な
環境への配慮がなされていて、子どもたちの
環境への意識向上を目的とする上で優れている。
また屋上
ビオトープの管理には地域の
環境グループが関わっている。
自治体情報
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