B級グルメ

B級グルメ(ビーきゅうグルメ)とは、安価で、贅沢でなく、庶民的でありながら、おいしいと評判の料理のこと『大辞泉』【B級グルメ】。またそのような料理を好んで食べること

概要

B級グルメは、1985年~1986年頃から使われるようになっている用語・概念である。外食の他に、家庭料理の場合もある田村秀『B級グルメが地方を救う』集英社2008年

ただし2006年頃から、各地で安価で庶民的な料理を新たに造り、それを自地域のものとして地域おこしに活用しようとする試みが目立つようになった。その結果、「B級グルメ」全般を指さずに、特定の地域に結びつけようとした料理、つまり「B級ご当地グルメ」に焦点が当たることが増えてきた。詳細はB級ご当地グルメ一覧ご当地グルメを参照。。また「町おこしのため」と称していても、実際には、特定の飲食店や特定飲食店グループが流行りに便乗して自店・自グループの目先の金儲けのためだけにやっていることが増え、批判されるようになっている。|date=2017年4月17日 (月) 16:42 (UTC)}}

用語・概念の歴史

最初に登場したのは1985年とされるフリーライター田沢竜次が雑誌『angle』に連載した記事をもとに、『東京グルメ通信 B級グルメの逆襲』(主婦と生活社)が刊行された。そして1986年文春文庫ビジュアル版で田沢竜次もメインライターとして参加した『B級グルメ』シリーズが刊行され、この用語と概念が広がった。

上記の文春文庫『B級グルメ』シリーズの担当編集者だった里見真三(本名・内藤厚、雑誌『文藝春秋』(文藝春秋)の元編集者)は、女性誌に書いてあった「この料理1万円はお安いわ」という一文に立腹し、「そこいらへんにある普通の食い物を楽しく賞味しよう」とB級グルメを提唱した2010年11月4日号『熊本日日新聞』、1面「新生面」

一部の自治体は、大切にしたいと考える地元で獲れる食材や生産される食品・飲料を「A級グルメ」と位置づけ、2018年11月13日に「にっぽんA級(永久)グルメのまち連合」設立を発表した。発足時点で参加したのは5市町(島根県邑南町西ノ島町福井県小浜市宮崎県都濃町北海道鹿部町「5自治体がA級グルメ連合 北海道・鹿部町など情報発信」『産経新聞』朝刊2018年11月14日(東京面)2018年12月16日閲覧。。この連合以前に提唱されたA級グルメについては、当該項目を参照。

B-1グランプリが引き起こした問題

B-1グランプリ」の「B」は「B級」ではなく「Brand」のBである。2012年までは「B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会」が主催する「B級ご当地グルメ」の日本一を決める大会であり、開催当時は「B-1」の「B」は「B級」であった。しかし、現在はB級グルメだけの祭典ではない。、混乱が生じている。|date=2018年11月19日 (月) 5:57 (UTC)}}

2006年に青森県八戸市で第1回が開催され、毎年1回行われるようになった。しかし、B-1グランプリに出場するのは特定団体の加盟団体に限定され、加盟団体も多くは「地域おこし」を標榜しながら、実際は飲食店などの「業界おこし」との指摘もある『地域再生の罠』ちくま新書、2010年

知名度の上昇に比例し、2008年頃からグランプリ出場のために急造のB級グルメを創作する傾向が広がった。特にご当地焼きそばご当地カレーが乱立B級グルメ乱立しており、単に地域特産の食材を無理やり詰め込んだだけで「ご当地グルメ」を名乗る安易な発想には批判も強い久繁哲之介 地域再生プランナー『日経ビジネス』「B級ご当地グルメ」でやってはいけないこと 「開発型」の乱立に警鐘

B級グルメ漫画

ブームの浸透に伴いB級グルメを題材とする漫画が数多く発表されるようになり、グルメ漫画の一角として大きな位置を占めるようになった
  • 怪盗レシピ
  • ザ・コックマン
  • ドライブご飯 絶品B級グルメ編

参考文献

出典

関連項目

外部リンク

  • - NIKKEI オフタイム

Category:外食産業

wikipediaより

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