佐賀市
「ノーマイカーデー割引市営バスでエコライフ!!」
まちづくりと一体となった利用促進策
事例本文
近年のマイカー普及で、
公共交通機関である
バス客が年々減ってきている。
このため
バス事業は公営・私営を問わず経営難で苦しんでいる。
しかし、
バスは
市民の
財産として街になくてはならないものだ。
佐賀市では、市営
バスの利用者増に向け、
ノーマイカーデー当日の
バス利用者に特典をつける制度を始め、
「地球
環境を守るために、何か身近なことはできないかと思っている人は
週に1回でもマイカーから
バスに変えてみませんか」と呼びかけ、これが効果を上げている。
市営
バスによる2000年7月から開始された
ノーマイカーデー当日の特典はで、
2005年度における1日平均の
ノーマイカーデー割引利用者は、1,021人になった。
当初は市の
ノーマイカーデーに合わせて毎月第2、第4水曜日に実施されていたが、
さらなる利便性向上のため、市営
バス独自の取り組みとして、
2006年6月に割引適用日を隔週水曜日から毎週水曜日に拡大した。
利用日が分かりやすくなったことで、
ノーマイカーデー制度がさらに利用者に浸透した結果、
2008年度には、1日平均利用者が2,062人に倍増した。
また、2011年4月から市営
バスを利用するパーク(サイクル)・アンド・
バスライドを、
同年10月10日からは高齢者の
交通事故防止を目的とした
自動車運転免許証自主返還支援事業として「高齢者ノリのりパス事業」を開始した。
これは、市営
バス全路線が1乗車100円の運賃となる
「ワン
コイン・シルバーパス」(半年券、1年券)を、
自動車運転免許証を自主返納した場合に、初回に限り手以下の半額で販売するものである。
自治体情報
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