安城市
思わず最後まで読みたくなる環境報告書
環境基本計画の実施状況を市民に分かりやすい内容で作成。環境基本計画策定に関わっていない市民に対してもわかりやすいかどうかの意見を求めている。
事例本文
安城市は
環境基本計画年次報告として
環境報告書を作成している。
行政だけでは
環境保全活動の推進は図れないとの考えのもと、
環境の情報を共有することから「
協働」の強化を図っている。
環境報告書は
市民が見た時に“思わず最後まで見てしまう"、
そんなコンセプトで作成されている。
2010年度の報告書の表紙を開くと「皆様のご意見・ご感想をお寄せ下さい」
と大きく書かれており、最後につけられた
アンケートへの回答は、
きちんと取り上げられて次年度に掲載される。
2ページ目には「
市民とともに育む
環境首都安城」という大きな
目標がかかれている。
こうした冒頭部分から、通り一遍の挨拶文や、単なる目次ではなく、
市の姿勢が明確にわかるつくりになっている。
他のページも図表や写真を多用し、カラーを使って
市民が手にとっても分かりやすく、見やすい内容となっている。
その年度の実績と最終
目標も一目でわかるように書かれている。
環境報告書が
市民とともに
環境首都を育むための重要なツールであるとの認識と
表現力が素晴らしく、
ベストプラクティスとして他の
自治体のモデルとなる
優れた事例である。
自治体情報
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