水俣市
学校版/保育園・幼稚園版環境ISO 制度
「保育園・幼稚園版環境ISO」と「学校版環境ISO」の導入による、幼児期・学童期における環境意識の向上。
- 分野：H.環境学習
事例本文
水俣市は1999 年2 月に「ISO14001」認証を取得し、その普及を図るため、2000年に『「学校版環境ISO」環境にいい学校づくり』を開始した。
現在では市内の全小中学校及び高等学校13校が認証を受けている。
各校で生徒と教師が役割を分担し、76 項目の行動の中から
「電気・水・紙を大切に使う」、「給食の残飯・ごみを減らす」といった
独自の行動目標を設定し、宣言。取り組みを行い、
行動や成果を記録し（記録の方法などは各学校で決める）、見直すという
一連の活動をしながら、宣言の1ヵ月後に市の審査を受け、
適合した学校は市長が認証する仕組みである。
認証の有効期間は3 年であるが、この間も1 年ごとに定期審査が行われ、
取り組みの徹底とさらなる普及が図られ、いずれの学校でも
子どもたちの環境教育に大きな成果を上げている。
役割分担の例を挙げると、校長が環境管理総括者、教頭が環境管理責任者、
主任教諭が実行部門長、担任教諭が環境推進員、生徒会長が環境リーダー、
副生徒会長が環境サブリーダーなどを務めている。
なお、審査は市の環境モデル都市推進課環境モデル都市推進室と
教育委員会教育総務課が担当している。
保育園・幼稚園版環境ISOは、水俣の海、山、川、それに大気を守り伝えていくため、
二酸化炭素の削減、資源の有効活用、環境負荷の軽減、環境保全など、
環境にいい園づくりに関する行動を宣言し、それを記録し、
必要に応じて見直していく取り組みで、2001年に、学校版環境ISOに続いて創設された。
現在、保育園2園と幼稚園4園が認定されており、
小さい頃からの「環境にいい取り組み」が自然と身につき、
さらに学校版環境ISOへとつながっている。
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自治体情報
| 自治体名 | 水俣市（外部リンク） |
|---|---|
| 都道府県名 | 熊本県 |
| 人口 | 26,978人 |
| 部署名 | 環境モデル都市推進課環境モデル都市推進室 |
| TEL | 0966-61-1612 |
| FAX | 0966-63-9044 |
| kankyo@city.minamata.lg.jp |
